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2014年1月6〜8日 香港国際ライセンシングショー 2014
場所:香港コンベンション&エキシビションセンター

さる1月6日~8日、香港コンベンション&エキシビションセンターにて、アジア最大のライセンス展示会である「香港国際ライセンシングショー」が開催された。12回目を数える今回は、19の国と地域から242社が出展(前年は209社)、また100を超える国と地域から1万8082名(前年比105.2%)が来場した。いずれも前年を大きく上回っており、アジアにおけるライセンスビジネスの高まりを感じさせる。

少子高齢化を背景に、メディアや流通環境の変化を受け国内のライセンス市場が縮小するなかで、日本としても、アジアは今後の市場として魅力的だ。さらに、クールジャパン事業の推進が成長戦略のひとつとして位置づけられ、その具体的な施策として「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金」(J-LOP)が支給されるなかで、今回は「ジャパンパビリオン」展開が充実した。

今回のジャパンパビリオンのテーマは"Creative Japan"。昨年の出展社数の倍となる、国内を代表するライセンス企業15社が出展し、日本の創造性を前面にアピールした。各社とも空き時間がないほどの引き合いを受け、大きな成果を収めたと異口同音に応えている。改めてアジアのなかの日本の底力を感じさせられる結果であった。

こうしたジャパンパビリオン展開が奏功した背景には、我々一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)の存在も大きいと自負している。国内のライセンス市場は、前述したように厳しい環境となっており、一企業で解決できる課題だけではない。例えば、不正商品や並行輸入の問題、海外展開の遅れ、クリエイターへの支援、流通の強大化への対応等々、国も含め、業界として対応していく課題は多い。各社の事業拡大を目的に、こうした諸課題について行動を起こすための「場」の必要性を感じ、有志企業とともに設立したのがCBLAである。

香港国際ライセンシングショーにおけるジャパンパビリオン展開は、CBLAの設立に先んじて取り組んだ、協会の最初の事業だった。これまでのジャパンパビリオンとの大きな違いは、会員ライセンス企業を中心に自らが先導したことだ。それによって、共通のリーフレットの配布や必要なスタッフの確保、交流会の開催など、目に見えないきめ細かい対応を可能とし「チーム・ジャパン」としてマーケティング活動を行うことができた。こうしたボトムアップ型の取り組みが市場を活性化させるには必要であり、アジアのなかの日本の存在を確固たるものにしていくのではないかと感じている。